はじめに
Stable Diffusion 3.5 (Large) は、非常に強力なモデルですが、動かすためには環境構築が必要です。 本ガイドでは、**「拡張性重視のComfyUI」**と**「使いやすさ重視のWebUI Forge」**の2通りの方法を紹介します。
🤔 どっちを選べばいい?
- ComfyUI (Method A): 仕組みを理解したい、最新の技術をすぐに試したい、メモリ効率を最大化したい人向け。推奨。
- WebUI Forge (Method B): 旧来のA1111と同じ操作感がいい、「普通のWebUI」で手軽に生成したい人向け。
Pre-check
共通の必須要件
- ✅ Python 3.10.x ~ 3.11.x (Forgeは3.10安定)
- ✅ Git
- ✅ VRAM 12GB以上 (SD3.5 Largeを快適に動かす場合)
⚠️ 注意: SD3.5 Largeは非常に重いため、VRAM 8GB以下の場合は「Flux 2 (KLEIN)」の方が動作が軽い場合があります。
Method A: ComfyUI (推奨・ポータブル)
Option 1
ComfyUIの手動構築
最も環境を汚さず、管理しやすい方法です。
# 1. フォルダ作成 & クローン
mkdir C:\AI_Tools
cd C:\AI_Tools
git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git
# 2. 仮想環境作成
cd ComfyUI
python -m venv venv
# 3. 依存関係インストール (CUDA版 PyTorch)
.\venv\Scripts\pip install torch torchvision torchaudio --index-url
https://download.pytorch.org/whl/cu121
.\venv\Scripts\pip install -r requirements.txt
モデルの配置場所
Hugging Faceから sd3.5_large.safetensors 等をダウンロードし、以下に配置します。
- Main Model:
ComefyUI/models/checkpoints/ - CLIP (必要なら):
ComfyUI/models/clip/
起動コマンド
.\venv\Scripts\python main.py
Method B: WebUI Forge (ブラウザUI)
Option 2
WebUI Forge のワンクリック導入
かつてのAutomatic1111の高速化版フォークであり、現在最もメンテナンスされているブラウザUIです。
# Git Cloneするだけです
git clone https://github.com/lllyasviel/stable-diffusion-webui-forge.git
cd stable-diffusion-webui-forge
# 初回起動 (自動で環境構築されます)
webui-user.bat
💡 自動インストール: 初回起動時に数GBのデータをダウンロードするため、時間がかかります。完了すると自動的にブラウザが開きます。
画面設定のポイント
SD 3.5を使う場合、画面上部の「UI Settings」または起動引数で --fp8 オプションを有効にすると、VRAM使用量が劇的に減ります。
🚑 環境構築が面倒!!という方へ
Antigravity を使えば、「SD3.5の環境を作って」の一言で完了します。依存関係の解決やGitコマンドの入力はすべてAIに任せて、あなたはコーヒーを飲んで待つだけです。


